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高梁市民の皆様へ

2018年7月13日

高梁市民の皆様へ

この度の豪雨災害により 行方不明になられた方、被災された皆様におかれましては心よりお見舞い申し上げます。1日でも早い復旧を私たちも全力で取り組みます。

さて、7月5日未明から降り始めた雨も何とか回復することを願いつつ、7月8日「ステージアップ応援デー」と題し、シャルムスタジアムにて今期リーグホーム最終戦をシャルム史上最大のイベントで盛り上げようと、岡山県スポーツ振興課様、備中県民局様、岡山県人権施策推進課様、高梁商工会議所様、飲食店の出店予定者様、応援グッズ提供の山陽新聞社様、岡山マツダ様、備北信用金庫様、大人のサッカー教室参加予定の皆様、エスコートキッズ参加予定の皆様など、事前のご準備をいただいたにもかかわらず、開催の延期を決定せざるを得ませんでした。
沢山の方々にかなりの時間を頂戴し打ち合わせを繰り返し、また、イベントに参加していただくことを楽しみにしていただいていた方々にお詫び申し上げます。

7月8日延期した代替日も未だ決定することができず、対戦相手であるセレッソ大阪堺ガーズルのチーム関係者及び選手の皆様にも大変ご迷惑をおかけしておりお詫びいたします。なるべく早く方向性を出し、ご連絡いたしますので少々お時間をください。
日本女子サッカーリーグ様にもリーグ戦の日程が決まらず消化できないことをお詫びします。必ず、早い段階でご相談、決定を致しますので少々お時間をください。

我々吉備国際大学シャルム岡山高梁のチームの根幹をなすものは「地域貢献」の他にはありません。
当時、大学生チームだった我々に、なでしこの舞台を用意していただいたのは高梁市の皆様とスタジアムを提供、ご協力いただいた、岡山市、笠岡市、津山市、倉敷市の皆様です。
お陰様で多方面の方々のご支援とサポーターの方が増えたことは大きな喜びです。感謝しかありません。

チーム結成当初から我々は高梁市の地域の皆様に支えられて今日まで活動することができました。
今、高梁市は過去にない大きな災害に見舞わられました。僅か1日で街の風景が一変しました。
選手達は自主的にボランティア登録し、毎日、出かけています。また、スタッフも被災状況の激しいところを中心に連絡し自らスケジュールを組み、できる限りの時間でお手伝いをしています。
少しずつですが復旧に向かっているのを感じます。顔見知りの方が必死になって泥かきをし、大きな家具を運び出している姿を目の当たりにし、くよくよ下を向いている場合ではないと、再び市民の方々に教えられました。「全ては笑顔の為に!」はシャルムのチームキャッチフレーズです。
この気持ちを持ってこの困難を乗り越えてみせます。

そして、悩みに悩みましたが、7月15日静岡県の裾野市運動公園陸上競技場にて第15節アカデミー福島さんとリーグ戦があり、前日の7月14日10時に高梁を出発させてもらいます。
こんな時にサッカーをしてよいのか、高梁市を離れてよいのか。また、多くの選手が通う吉備国際大学も休講が現在も続いている中、色々と考え悩みましたが、我々の先にはリーグを運営してくださる方々がいること、対戦相手のアカデミー福島様がいること、そのサポーターの方が楽しみにしていることを考えて行ってきます。

我々は地域貢献が使命であり、結果、我々の行動は、全ては笑顔の為につながらなければなりません。
高梁市民の皆様が必死に一生懸命になって働いているからこそ、高梁市民の代表として我々も必死なって一生懸命できる限りの力を出して戦ってきます。
今度は、我々シャルムが高梁市民に勇気や元気、明るさをお返しできるよう全力でがんばります。
ボランティア活動に参加している選手、スタッフを誇りに思います。
皆様のご理解とご支持をお願いいたします。

がんばろう高梁